ゆらぎ を考える

物と心の融合を紐解く。@_@!

『天使の鈴』

なんか、思いつき日記という感じですが。

梅雨の時期ですね。梅雨があけたら夏ですね。

今日ふと、『菊次郎の夏』っていう映画が浮かんでしまって。

北野武監督の映画で、音楽は久石譲のあの有名なSummerです。

評価はあまり良くなかったようですが、私にはなんか印象に残る映画でした。

 

小学3年生の正男は祖母と二人暮らし。

お父さんは交通事故で亡くなり、

お母さんは遠く離れて正男の為に働いて暮らしているという。

夏休み、家の中で一人ぼっち。

正男はその母に会う為に家を出た。

そこで、ひょんなことからチンピラな菊次郎(たけし)と一緒に母のもとへと行くことになる。

映画の中盤で、母親の家を見つけたが、そこで幸せそうな親子3人の姿を目撃する。

正男は居場所がないことを悟り、落ち込んでしまう。

 

菊次郎も小さいころ親が離婚し、一人ぼっちで、世間を斜めに見たまま大人になった。

良いことを何一つとしてしたことのがなかった菊次郎だが、

同じ境遇の正男に対し、不器用ではあるが、いろんな事をして元気づけようとする。

彼女からもらったというバイクの男(グレート義太夫)から ☓もらった ◯取った


   『天使の鈴』


これを菊次郎は、「お母さんから正男に渡してくれって。」

「苦しい時、悲しい時にこの鈴を鳴らすと天使が来て助けてくれるんだって。」

と言って正男に渡し、慰めた。

なんにも出来なかった菊次郎が初めて人の為に動いた。

 

与え合う心。

幼いころの純粋で素直な心。

今の自分、忘れていないだろうか。

心の奥底に。

傷つけていないだろうか。

 

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